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まみたんずはうす~本当の自分を生きる♡そのためにあなたのお悩み聞いて開いて解消へ♪

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般若心経

☆☆ 掲載に特に意味はありません。
     自分自身での覚え、です。


(仏説)摩訶般若波羅蜜多心経

観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五

蘊皆空度一切苦厄舎利子色不異空空不

異色色即是空空即是色受想行識亦復如

是舎利子是諸法空相不生不滅不垢不浄

不増不減是故空中無色無受想行識無眼

耳鼻舌身意無色声香味触法無眼界乃至

無意識界無無明亦無無明尽乃至無老死

亦無老死尽無苦集滅道無智亦無得以無

所得故菩提薩唾(*)依般若波羅蜜多故心無

圭(*)礙無圭(*)礙故無有恐怖遠離一切顛倒夢

想究竟涅槃三世諸仏依般若波羅蜜多故

得阿耨多羅三藐三菩提故知般若波羅蜜

多是大神呪是大明呪是無上呪是無等等

呪能除一切苦真実不虚故説般若波羅蜜

多呪即説呪曰

掲諦掲諦波羅掲諦波羅僧掲諦菩提薩婆訶

般若心経


*正確には「口」ではなく「土」が”へん”である
*正確には「四」の下に「圭」の字がついた漢字が書かれる。

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般若心経が生まれたのは遠い昔のインドである。
お釈迦様は35歳の時に悟りを開き、その悟りを広く広めるために説法の旅に出る。お釈迦さまが話す相手は自分の弟子達であったり、そこいらの人であったりと色々であった。
一般市民と話す時は専門用語で説明しても相手が理解できないので、お釈迦さまは平易な言葉を使ったり例え話を用いたりして分かりやすく説明を行っているようである。
しかし、弟子に対して悟りの説明をするときは例え話は用いず、むしろ悟りの真髄をダイレクトに伝えようとしていた。

般若心経は弟子の中でも最も頭が良かった「舎利子」という弟子に対して行ったお釈迦様の説明を書き残したものである。
般若心経をよくみると「舎利子」という言葉が2回ほど登場するが、これは「舎利子よ」と呼びかけているもののようだ。
なにしろ数いる弟子の中でも一番頭の良かった弟子に対する説明。
無駄と思われる解説や例え話は一切抜きの内容で、悟りの真髄に最も直接的に触れているもののその分難解なことこの上ない。
しかし、非常に短いために読んだり記憶したりするのにはもってこいでそれが親しみのあるお経となっている理由の1つだ。
勿論、信心深い方には功徳を積むのに効果的なお経である(なにしろ悟りの真髄を書いてあるのだから)。

般若心経はインドから直接日本へもたらされたものではなく、一度中国を経由している。
また、一度ではなく何回かに分けて日本に伝来している。
インドから中国へ経典を持ちかえった人達を三蔵法師という。
また彼らは持ちかえるだけではなく、中国語へ経典を翻訳する作業も行っていた。
「西遊記」をご存知の方は三蔵法師といえばピンとくるだろう。
ちなみに西遊記で登場する三蔵法師は玄奘三蔵法師がモデルである(ちなみに650年頃にインドー中国間を行き来したらしい)。
玄奘三蔵法師以外にも沢山の三蔵法師がいるが、その中でも日本に伝来した般若心経を持ちかえったのが玄奘の少し前の時代にいた羅什三蔵法師である。

この玄奘と羅什の持ちかえった経典が日本に持ち込まれた般若心経の原典である。
弘法大師が羅什の訳本を参考に作った般若心経は先頭に「仏説」の2文字が入るが、そのほかの般若心経では見られない(このため、上ではカッコにくくっている)。

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意味

(仏さまの説かれた)偉大なる悟りの境地に至る道を記した経典である。

観自在菩薩行深般若波羅蜜多時
観自在菩薩は悟りの境地に至る修行を深く実行して

照見五蘊皆空度一切苦厄舎利子
この世界(*)が全て空であることを知り、ありとあらゆる苦しみから解放されました。(舎利子よ)
*仏教では世界は五蘊(色・受・想・行・識)から成ると考えられています。

色不異空空不異色色即是空空即是色
(世界が全て空であるということはどういうことかと言うと)つまり、色(物質的側面)は空に他ならず、空は色に他ならない。すなわち色とは空であり、空は色である。

受想行識亦復如是舎利子
受・想・行・識(精神的側面)についても同じことが言えます。(舎利子よ)(つまり受は空であり、空は受である。想は空であり、空は想である…)

是諸法空相不生不滅不垢不浄不増不減
従って、この世の万物は全て空である。空なのだからどこからか生じてどこかへ消え行くものでもないし、汚れたり浄化されたりするものでもない。また増えたり減ったりすることもない

是故空中無色無受想行識
空の中に色はない。空の中に受・想・行・識も存在するものではない。

無眼耳鼻舌身意
また人間の認識能力である六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)も存在しない。

無色声香味触法
認識能力が認識する対象である六境(色・声・香・味・触・法)もない。

無眼界乃至無意識界
認識能力もその対象もないのであるから、認識した結果である六識も当然ない。従って18界(眼界~無意識界。上表参考)もない。

無無明亦無無明尽乃至無老死亦無老死尽
十二因縁の始まりである無明もない。無明がそもそもないのだから、それを無くすこともない。また老死(十二因縁の最後)もない。老死もそもそもなく、それを無くすこともない。

無苦集滅道
無明(煩悩)がないのだから、煩悩から解放され悟りを得ることはない。従ってそのプロセスを表す「苦集滅道」もない。

無智亦無得
智恵もない。そして、また得るものは何もない。

以無所得
このように、この世の全ては「無・空」であるのだから得るものは何もないのです。(世界が全て空であるということはこのようなことです。)

故菩提薩唾依般若波羅蜜多
故に(観自在)菩薩は悟りを得る修行を行いました。

故心無圭礙
その修行により心から迷いや曇りがなくなりました。

無圭礙故無有恐怖
心に迷いや曇りがなくなった結果、心から恐怖がなくなりました。

遠離一切顛倒夢想究竟涅槃
そして、誤った考えや妄想から一切解き放たれ、永久不変の悟りを得たのです。

三世諸仏依般若波羅蜜多故得阿耨多羅三藐三菩提
(観自在菩薩以外にも)三世をつかさどる菩薩も悟りを得るための修行を行って悟りの境地を得ているのです。

故知般若波羅蜜多
故に悟りを得るための修行(の言葉)を知ることができます。

是大神呪是大明呪是無上呪是無等等呪
これは偉大なる神の言葉であり、仏の光明の言葉であり、至上の言葉であり、他に並ぶもののない言葉である。

能除一切苦真実不虚
苦しみを取り除く真実の言葉である。

故説般若波羅蜜多呪即説呪曰
故にここに悟りを得るための修行の言葉を説く。

掲諦掲諦波羅掲諦波羅僧掲諦菩提薩婆訶
掲諦掲諦波羅掲諦波羅僧掲諦菩提薩婆訶(*)
*ここは敢えて三蔵法師達も漢文に翻訳せずに音を活かして当て字としていますので、ここでもそのままにしました。無理矢理
訳をつければ「行きて、行きて、彼岸に行きて、完全なる彼岸の彼方に行きて、悟りを得る」

般若心経
おしまい。

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覚えのためにあるところからコピーさせていただきました。
ありがとうございました。





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